さて、前回までにフロントホイールベアリングは外してあります。今回は打ち込みです。まずは、赤錆が出ていますのでワイヤーブラシとブレーキクリーナーで清掃しておきます。
綺麗になりました! 自分でやると納得いくまであれこれ追求できるのがいいですね。
さて打ち込みです。今回打ち込むのは、両側にシールドがあるタイプのNTN製(エヌティーエヌ(NTN) / 6202LLU)です。純正は片側シールドですが、なぜ両側じゃないんでしょうかね? 絶対、両側シールドのほうがいいと思うんですが。あと、NTN製は1つ1つ、袋に入っています。monotaroで1つ309円でした。
古いベアリングを打ち込みの当てに使っていますが本来は、打ち込み専用の金属棒みたいなのがあります。代用が効くので、持ってないんですよね。てか、古いベアリングやばいですね!こんなの付けて新東名で120Kmで走っていたかと思うとぞっとします。
打ち込みが深くなってくると、ベアリングだと無理なんで、ソケットを使います。この場合外周の金属だけに当てて打ち込まないとベアリングを痛めますので注意です。24mmか25mmくらいのソケットがいい感じでした。こっち側はキャップを付けておしまい。キャップは注文し忘れて、古いのが付いています。グリス塗っておきました。
反対側はカラーを入れてから似たような感じで打ち込みます。錆び防止にカラーにはグリスを適量塗っておきます。注意点としては、カラーがあるので少しクリアランスをとって打ち込むくらいかな。あと、手や指にハンマーを打たないように。この作業じゃないですが、違うベアリングの打ち込みでグリスで滑って指をヒットしました。プラスティックハンマーだったから、軽傷でしたがまだ痛いです。
あ、クリアランスの話でしたね。こんな感じで、ドライバーで少し動く程度の隙間を作っておきます。打ち込み過ぎなければ、クリアランスは適当でOKです。打ち込み過ぎだけ要注意で。理由は、中側の金属がカラーで押されるとベアリングが横方向に力がかかって良くないです。
ディスクはまだ厚みもありますので、磨いて取り付け。
実際に付けてみて手回しした感想は、「劇静か〜!」です。交換前の錆びたベアリングとは大違い。多分、燃費もよくなるでしょう。
ちなみに、グリースは300円くらいのチューブ入りウレアグリースと、今回のメンテナンスで導入したスズキのスーパーグリスA ってのを使い分けています。単に、チューブから出せるのと指で塗るのと気分の問題です。性能はさほど変わらないでしょうが、スズキのスーパーグリスA のほうが信頼しています。
・(済)リアのキャリアステー自作してキャリア設置
・(済)ホイールを白色に塗りかえと、フロントホイールのベアリング外し・(済)プラグ交換(長さ19mmのCR7EIXが来るのを待ち)
・(済)タイヤ前後交換
・(済)フロントホイールのベアリング交換
・(済)リアのクラッチ、ドリブンフェイス側のニードルベアリングの交換(異音がします)
・(済)ファイナルギアボックスを開けて清掃、鉄粉を除去
・ボディー色をモリワキカラーに塗り替え
・(進行中)純正の劇重いマフラーを軽量のものに交換
・ステッカーチューン
・(済)エンジンオイル抜き、エレメント交換、オイルサンプフィルター清掃
・(済)エンジンオイル注入(オイルサンプフィルターのフタOリング交換)
・(済)リアブレーキパッド交換
・(済)フレームの錆止め
・シート張り替え
・グリップヒーターをグリップの下に埋め込み
・リアのドリブンフェイス付近からの異音問題(ニードルベアリングは交換済)