ArduinoNano 単体で VGA出力

時計をどっかに出力したいけども、手元に出力するものがないので、なんか良い方法はないかなぁと調査していたところ、なんと、Arduino 単体でVGA 出力できるそうではないですか!以下、横スクロールしている写真です。

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抵抗が5本とジャンク品のマザーボードからぶっこぬいてきた、VGAメスに配線し、VGA 出力できました。

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配線するだけで、良いとはまさに盲点。

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全体像はこんな感じ。

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まだ時計のデータは表示していませんが、このVGA出力で、RTC の情報なんかを表示してみようと思っています。

 

使用したライブラリは、VGAX Library for Arduino UNO です。イタリアのMaffiodo, Sandroさんが作られたものです。リンク先行くと、画像のようなピクセル表示の絵なんかも出せます。このVGA 出力の表示方法を考えたのは、今から3年前にオーストラリアのNick Gammon さんがフォーラムでリリースしたのが最初のようです。

 

面白いのは、RGB 信号を抵抗で降圧させて、あとは垂直・水平同期信号を出して、GND入れて6本の配線でVGA コネクタへつながります。このあたりの評価を解析したまじめなサイト(Arduinoを用いたVGA映像信号の出力・穴田 拓磨さん)もあり、勉強になりました。トランジスタと抵抗4本とコンデンサを使ったエミッタフォロワ回路の紹介もあり、波形は断然綺麗でした。

 

今や、HDMI や DVI が主流のビデオ出力信号ですが、アナログRGB のVGA も用途によっては活躍する場がありますので、覚えておいて損はないですね。